夏の帽子といえばパナマハット

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パナマハットはトキヤ草の葉を細かく裂いて紐状にし、編んだものを指します。中でも素材に天然のトキヤ草を用いて作られたものは本パナマ帽と呼ばれ、他の素材で編まれたものは区別されています。このハットの特徴は丈夫で軽くできており、通気性の点において非常に優秀であるということです。特に夏は軽くて被り心地が良いことや、見た目にも美しいことから夏のファッションにはなくてはならないアイテムの一つとなっています。
名前はパナマとなっていますが、実はエクアドルが起源です。数世紀前に赤道近くに住んでいたエクアドルの人々が、トキヤ草で編んだ帽子を被っていたことがその名の由来となっています。現在使われているパナマハットという呼称は、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領が、パナマ運河建設を視察した折に被っていたためにこう呼ばれるようになりました。なお、現地エクアドルではパナマハットではなく、トキージャハットの名で親しまれています。

パナマハットの選び方

パナマハットに限らず、帽子の選び方としてはクラウンと呼ばれるハットの頭部が、自分の顔の形に似ているものが似合うとされています。丸顔であればクラウンが丸みを帯びたもの、角ばった顔ならばクラウンが四角いものということになります。どうしても丸顔の人は丸形を避ける傾向がありますが、これは逆効果になります。四角のものを選ぶとかえって顔の丸さを強調することになりますので気を付けましょう。ただ、顔の形を強調したい時には、クラウンが顔とは正反対のものを選ぶと良いでしょう。丸顔なら四角いものを、角ばっている顔なら丸みを帯びたものということになります。
面長の顔の人は、シルエットが細長いもので、深めに被ることでバランスが良くなります。また、顔が大きい人の場合は、クラウンが顔の幅よりも大きく、つばが大きめのものが良いです。これらとは違いどんなものでも似合うのが、逆三角形の顔の人です。顎がほっそりしている場合は、クラウンの先が細くなっているものがお勧めです。

パナマハットの被り方

これはパナマハットに限らず帽子の被り方全般に言えることですが、ちょっと被ってすぐに諦めないことです。まずは鏡の前で被り方を色々変えてみましょう。被る位置や深さ、あるいは角度によってその表情は変わってきます。帽子を左右斜めや前後斜めに動かして、被り方で変わる印象を確認することです。なお、帽子を動かすときは、つばを持ってします。クラウンを持つと形が崩れますので注意しましょう。
パナマハットの被り方としては、普通の帽子よりも斜め前に浅めに被ることです。眉毛の少し上から前頭部に載せるような感じです。なお、真上から深く被るとクラウンを傷めますし、後頭部にかけて載せるように被ると、顔に対して帽子が小さく見えますので、これも良くありません。

ピックアップ記事

クラウンの形から帽子を選ぼう

クラウンとは頭に被る部分のことですが、その一番上をトップクラウンと呼んでいます。そしてこのトップクラウンにもいろいろな形があります。中折れ帽はトップクラウンが中に折れていますし、ポーラーハットは逆にト...

夏の帽子といえばパナマハット

パナマハットはトキヤ草の葉を細かく裂いて紐状にし、編んだものを指します。中でも素材に天然のトキヤ草を用いて作られたものは本パナマ帽と呼ばれ、他の素材で編まれたものは区別されています。このハットの特徴は...

和服と帽子

帽子は洋装のものと思っている人も多く、和服には帽子は似合わない、あるいは被るべきではないと考えている人も多いようです。しかし、本当にそうでしょうか。実は、日本にも古い時代に帽子を被っていた人がいるので...

帽子の正しい作法

帽子には正しい着用の仕方や作法があります。これを知らないと、せっかく小粋に決めていても、他人に不快な思いをさせたりして、その場を台無しにしてしまうこともあります。まず、着用しても良い場所を知らなくては...